CoolNote
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[喧騒の彼方から](2003年04月11日(金))
 飛騨高山の映像祭のプロデューサー筒井さんとお目にかかる。場所は、荻窪の焼き鳥屋。
 話し込むうちふと耳を澄ますと聞こえてくるのは「金色の翼」の曲。
 聞き慣れた大貫妙子さんの歌声は、となりのテーブルで何事か大声で語り合う七十代男性グループの頭上、店のスピーカーから透明な空気のように流れ出している。有線放送で流されているのだろうか。またしばらくすると、こんどは「クラスノ・ソンツェ」が。
 つかの間、えもいわれず懐かしい気分にひたる。
 主題歌たちは、いつのまにか、そこはかとなく世に浸透していっている。


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