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[『エース』の肖像](2001年10月14日(日))
懸案だった『エースコンバット04』の打ち上げをついに終えたその余勢を駆って、ということになってしまうのだろうか、本物の「エース」という方にお目にかかりに出掛けた。
戦争のために飛ぶ、ということの是非については色々あるだろうが、それはこの際脇へ置く。
飛ばし方が難しく一癖も二癖もあったと思われる「A」という飛行機について「好きでした。愛用しました」と語られる。
「その機種特有の気分があるんです。ちゃんとそれをつかまえて乗ってやればいいのです。皆はわかってなかったのです」
そう言い切ってしまわれたその上で、自分がそれとは飛行特性のまったく違う機種に乗っているときその自分が素晴らしいと思うA戦闘機にうしろから襲われたとしても、「こうやれば逆襲できます」とその方法を語ってしまわれる。自分の乗り物と状況をまったくもって手玉にとっておられたというのだ。単に「生き残る」以上のことをやってこられた方なのだ。
「ボンヤリしてる者には出来ません」
ごもっともである。
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