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[世の中疑問多し](2002年06月30日(日))
残り少なくなってきた前期だけの授業で、『龍の子太郎』を見せようと思い立つが、なんと数件回ったレンタルビデオ屋にすべてない。去年の今頃は確かあったと思うのだけれど、何か切ない。
東映長編としてもその最後期を飾る『華』だと思うし、生涯かけて12本しか作られなかった浦山桐郎監督作品の貴重な一本でもある。80年代頭には、「監督」か「監修」で実写監督の名を冠した劇場アニメーションが大挙作られているが、そういう存在が名義貸しではなくほんとうに大真面目に取り組んでいるという意味でも稀有な作品なのだが。
に比べて、『うしろの正面だあれ』がどこにでも置いてあるのは、めでたい。しかも、かならずジブリのコーナーにあるのだが、何がどうなるとそういうことになるのだろう。
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